装備外観
計測状況
応力腐食割によりコンクリート柱(CP)内部の鉄筋が地中部で破断し、CP倒壊の危険性があります。本装置では、超音波計測原理を用いてCP内部のコンクリートひび割れが検知できます。
■地面を掘削せずに、地中部のひび割れ探知が可能。
■計測結果の蓄積・データベース化により、経年的な劣化状況の把握が可能。
地上部に送受信探触子を配置し、送信探触子から地中方向に向けて発信した超音波が、地中のひび割れで反射して再び地上部に戻ってきた反射波を受信探触子で受信する。反射波の強度や探触子の配置位置によりひび割れの有無・位置を判定する。
計測概要
計測結果
測定方式 | 巨視的超音波法 | |
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主な用途 | コンクリート柱内部のひび割れ計測 | |
性能 | 計測可能範囲 | 地中部:~50㎝ |
計測可能最小値 | ひび割れ幅 0.2㎜ | |
計測精度 | 対象厚さおよび深さに対して±5% | |
電源 | ノートパソコン | バッテリ駆動 |
本体装置 | USB電源駆動 | |
外形寸法 | 本体装置 221㎜(L)×100㎜(W)×40㎜(H) | |
重量 | 本体装置 0.8kg |