衝撃弾性波法により、PC橋梁内部のシース菅にグラウトが十分に充填されているかを、判定する非破壊検査技術です。
■橋梁を壊したり削ったりすることなくグラウトの充填状況の検査が可能。
■検査は、必要機材を取り付けてハンマーを叩くだけ。
■伝播波形と伝播速度のみで、充填・未充填の判定が可能。
グラウトが未充填(シース内に空洞がある)の場合、伝播波形に“高周波成分”が観測されます。
【グラウト未充填時】
【グラウト充填時】
測定方式 | 衝撃弾性波方式 | |
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主な用途 | PC橋梁内部のシース管のグラウト充填度検査 | |
性能 | 対象シース | 床板、桁の横締めシース |
対象シース材質 | ポリエチレン、金属 | |
対象鋼材種別 | 鋼棒、鋼線、鋼より線 | |
対象シース長 | 5.1~16.7m (実績値) | |
電源 | 外部電源 (AC100V) | |
外形寸法 | 本体装置 250㎜(L)×300㎜(W)×150㎜(H) | |
重量 | 本体装置 4.0kg |