道路陥没は、ある日突然発生し歩行者や自動車等を巻込む重大事故となる危険性が有ります。 下水道施設に起因すると思われる道路陥没等は全国で年間約4,000件発生し、その大部分は取付管の損傷等が占めています。 そこで、本装置は送受信アンテナ部にカメラを取付け管内状況を確認しながら、同時に電磁波を用いて管周辺の空洞を調査可能とした装置です。
■TVカメラと電磁波レーダの一体構造で同時探査が可能。
■距離計測機能により管口からの空洞等までの位置が判明。
■概略の空洞の大きさ、管からの離隔距離が判明。
■レーダ画像は、パソコンで直接処理できデータベース化が可能。
アンテナ部 | 送受信アンテナ、TVカメラ |
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表示部 | 電磁波レーダモニター、TVカメラモニター |
距離計部 | 距離信号変換、距離計 |
ケーブル部 | レーダケーブル、TVカメラケーブル |
管種 | 陶管、硬質塩化ビニル管、鉄筋コンクリート管 |
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管径 | 内径150~200mm |
延長 | 10m以下 |
曲率 | 60度曲管 |
段差 | 15mm以下 |
ますの内径 | 50cm以上 |
■下水道取付管周辺の空洞探査(道路陥没の未然防止)